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山羊座(やぎ座)の神話とは?バビロニアから半魚半獣パーンの伝説まで徹底解説

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山羊座(やぎ座)の神話とは?バビロニアから半魚半獣パーンの伝説まで徹底解説
Photo: Photo by Marc Kargel on Unsplash

山羊座は誕生日占いのひとつの星座というだけではありません。実は古代バビロニアにまでさかのぼる、夜空でもっとも古い星座物語のひとつであり、その起源はギリシャ神話が形を与えるよりずっと前にさかのぼります。7

バビロニア発祥の「山羊」

この星の並びに関する最古の記録は古代バビロニアに残されており、当時すでに古代世界の天文観測の伝統の中で観測対象とされていました。7

それから数百年後、2世紀の天文学者プトレマイオスが、古典的な星座のひとつとしてカプリコルヌス(やぎ座)を挙げています。6

カプリコルヌスとはラテン語で「角のある山羊」「山羊の角」を意味し、この星座は山羊の上半身と魚の尾を持つ半魚半獣の「海山羊(シーゴート)」として描かれます。6

牧神パーンの神話

ギリシャ神話において、この海山羊の物語の中心にいるのが牧神パーンです。9

この神話は悲劇と変身、そして最終的な救済が絡み合った物語としてしばしば語られ、それが山羊座に今も感じられる重層的で変容的な性質を与えています。5

パーンは、実は隣の星座ともつながりがあります。彼はケンタウロスの弓の名手クロトスの父であり、クロトスはゼウスによって星座「いて座」として星空に配置されました。いて座は黄道十二宮で山羊座のすぐ隣に位置しています。9

いて座と山羊座、両方の星座の性質を知っていれば、そのつながりを感じ取れるはずです。いて座が遠い地平線に向かって矢を放つ一方で、山羊座は地にしっかりと足を着けます。それでも神話は、この二つを星空の中で親子の絆として結びつけているのです。9

海山羊が輝く夜空の場所

カプリコルヌスは、黄道十二星座の中でもっとも小さな星座です。6

この星座は「海」と呼ばれることもある領域に位置し、うお座やエリダヌス座など水にまつわる星座が集まる一角にあります。6

この水辺の一角は、地上の動物と深海の生き物という海山羊の二面性にぴったり重なります。6

古代の空で冬至を告げた星座

古代の長い歴史の中で、この星座は季節を告げる重要な役割を担っていました。初期青銅器時代には冬至を示す星座でもあり、冬の始まりに太陽がこの星座の位置にあったためです。この状態は紀元前130年頃まで続きました。6

この冬至との結びつきこそ、海山羊がこれほど長く象徴的な重みを持ち続けた大きな理由です。それは一年の転換点、日照時間がゆっくりと回復し始める瞬間を示していたのです。6

「星座」と「星占いのサイン」は別物

現代の占星術と現代の天文学は、この点で静かにズレてしまっています。星占いでいう「山羊座」と、実際の星の並びである星座「カプリコルヌス」は同じものではなく、もはや夜空の位置も一致していません。6

星占いの山羊座は黄道十二宮の10番目、30度分の区画を占め、冬の始まりの日から始まる区分です。そのため季節の始まりを告げる「活動宮(カーディナルサイン)」に分類されます。6

一方、実際のカプリコルヌス座を構成する星々は、地球の地軸のゆっくりとした歳差運動(すりこぎ運動)によって位置がずれ、現在ではみずがめ座の区画に入り込んでいます。6

神話を今に受け継ぐ

パーンの変身、そして海山羊が水中から星空へと昇りつめていく物語は、まさにその神話自体が持つ精神そのままに、レジリエンス(回復力)と救済の物語として、じっくり味わう価値があります。5

この神話が語りかけてくるものをどう受け取るかは、あなた次第です。

この古代の海山羊の物語が、あなた自身のホロスコープの中でどのように現れているか知りたい方は、あなただけの全体的なコズミックプロファイルを解き明かし、じっくり探ってみてください。

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